11月11日(火) 何を備えればいいの? 災害時に役立つ備蓄品

お金をかけず、すぐできることろから備えよう

家族に必要な備蓄品が揃っているのか、量も足りているのか、種類も適正量もわからないまま、なんとなくあちこちに寄せ集めている感のある我が家の備蓄品。
必要なものを全て揃えるとなるとお金もかかりそうだし、収納スペースも足りそうにない。
そんな悩みに「大丈夫ですよ」と寄り添ってもらえたような、そんな講座内容でした。

〇お金をかけずに備えるコツ
〇一つで何役もこなしてくれる「さらし」の魅力
〇いまどきのお子様事情からわかる緊急時の対応
〇避難所で見た現場の様子、大活躍していたもの、大変だったこと

などなど、すぐに取り入れたくなる情報をたくさんお話ししていただきました。

後半はワークショップ。3つのグループに分かれて
冷蔵庫にあるもので、被災後三日間の献立を考えます。

〇電気が止まっていること。
〇使える水の量に制限があること。
〇腐りやすい順番。
〇被災直後と3日目の嗜好の変化。

などなど、被災した家を想像しながら考えられることを
どのグループも活発に意見交換し、
グループ発表の際も他グループの方から意見が出るほど、
盛りに盛り上がったワークショップでした。

また、この日は「さとの雪 食品株式会社」さまより
常温長期保存可能な紙パック豆腐「ずっとおいしい豆腐」のご提供もいただきました。
少し固めの絹豆腐なので、麻婆豆腐やお鍋に最適!
ローリングストックにピッタリなお土産となりました。
(LIFEやOKストアで購入できるそうです)

10月11日(土) おうちは安全? 室内の安全対策と在宅避難

気軽に備える「ながら防災」

・防災の新常識!ラクして備える「ながら防災」という本の著者のCAMMOC代表三沢真実さんを講師に、室内の安全対策と在宅避難についてお話いただきました。
・とてもわかりやすいワークシートを使って、マイプランを考えました。
・自宅はどんな災害リスクがあるのか、避難所避難、縁故避難、車中泊、在宅避難などどんな避難が適しているのか考えました。
次に、自宅を、寝室、リビング、キッチン、玄関とエリア別に安全かチェックしました。安全対策ができているところできていないところが一目瞭然で、どこから改善していけばいいのか、よくわかりました。
さらに、備蓄のところでは、自分にとって必要なものを考え、「防災のため」ではなく「いつもの暮らしをラクにする」という感覚で、自分軸の備蓄を考えることができました。
・「心が安心できる空間を確保する」という「心の防災」の考え方が新鮮で、でも必ず必要な視点と思いました。

以下、参加された方の感想の一部です。

◇楽しみながら、暮らしと防災を切りはなさずに対策ができ、整えられたらいいなと思いました。
◇日ごろから食べ慣れているものを多めにストックする考え方はいいなと思いました。
◇とても聞きやすいお声と笑顔でお話していただき、心の防災も大事と思う時間を過ごせました。
◇自分にとって欠かせないものを大切にする、「ホッとする」「家族と笑顔を交わす」というキーワードは、防災の視点では新鮮でした。意外と「歯みがき粉」は重要かも…と思った。
◇押さえるべきポイントをわかりやすく説明していただいたと思います。ありがとうございました。



9月11日(木) トイレの防災

排泄物は固めてまとめておきましょう

・災害時、断水しても、お風呂の残り湯をためておいて、それを流せばいいと思いがちですが、配水管が破損していたら、詰まりや逆流の原因になるので、下水と配水管の安全が確認できるまでは、トイレは使えません。
・そんな時は、排泄物を固めてまとめておき、燃やすごみに出します。
3日間備える場合、一人当たり5個×3日=15個、4人家族なら60個の凝固剤や袋が必要になってきます。凝固剤を十分備えられている時はそれでいいけれど、足りない時は?
参加者の方たちに、凝固剤、大人用紙おむつ、ナプキン、尿とりパッドなど、いろいろなもので固めてみる実験をしていただきました。
・凝固剤でどのように固まるのか、ほかのものではどうか、重みなど、百聞は一見に如かず、よくわかりました。

以下、参加された方の感想の一部です。

◇やはり避難時にトイレは欠かせないものなので、実験をしたことで身近なことに思えて、用意したいと思いました。
◇こんなに具体的な企画は初めてです。次回も参加したいです。
◇災害時は携帯トイレだけではなく、消臭剤など必要なものがあることを知りました。凝固剤には、紙おむつやナプキンなどいろいろなものが代用できると思いました。ミニ携帯トイレを持ち歩こうと思いました。

7月11日(金) ペット防災

愛するペットのために、もしもに備えたい

自宅の防災対策も万全とは程遠く、なかなかペットの対策まで手がまわらないでいます。
◎人もペットも何をどれだけ備えればいいのかわからないままズルズルと時間が過ぎていっていること。
◎災害時には避難所に行きさえすれば自治体や自衛隊の方々が何とかしてくれるのではないか?と、どこか他人任せにしようとしていること。
こういった理由から、どんどん災害時対策が後回しになっていたように思います。

今日のお話を伺って、

◇被災地でペットや飼い主の方たちにどんなことが起きていたのか。
◇避難にたくさんの種類があること。
(同行避難・同伴避難・同室避難・分散避難)
◇災害によって避難対応が異なること。
◇家族として備えること、地域住民として備えること。
◇私たちがこれから体験するかもしれない災害は首都圏災害であり、
地方で起きている被災とは全く違う世界になるであろうということ。

等々、たくさんの学びと気づきを得ることが出来ました。

区役所などで得られる情報は積極的に集め、アプリサービスも利用し、物資・環境・情報・サービス さまざまな角度から、ペットも含めた「家族の安全」を見直していきたいと思います。

そして、今回も「防災に役立つお土産」をたくさん頂きました!
このお土産を自宅に持ち帰り家族に紹介することで、「ふだん防災」に参加できなかった家族とも今日の学びを振り返ることができ、毎回ありがたく使わせていただいています♪

6月11日(水) ふだんから備えよう

究極の選択「クロスロード」ゲーム ~「ふだん防災」に参加して~

日々の暮らしに追われ、いざという時の備えが後回しになっていた我が家の防災。
住んでいる地域で、日々の暮らしの中でできることを少しずつ学べ、生活に取り入れられるのではないかと参加を楽しみにしていました。
記念すべき第一回目は「クロスロード」というゲームを体験。
さまざまなシチュエーションで迫られる究極の選択。
私だったらどうするか、その選択を他の人はどう思うか。
今回は4つの質問をそれぞれ5秒でジャッジしたのですが、とても大きなストレスを感じました。実際 被災された方々は、この究極の選択に日々追われていらっしゃるんだろうなと思うと、その心労たるや計り知れず、今回のゲームを体験したことで大きな気づきを得られました。
最後は防災グッズや防災食の使用体験&試食タイム。
なかなか試すことができないものばかりで、とっても参考になりました!
お土産でもいただくことができたので、自宅で家族とも試してみようと思います。
「生活・防災マップ」や「地域防災拠点って何だか知ってる?」の資料もいただけたので
家族とも情報をシェアして、まずは「知る」ことからはじめてみようと思います。(K)